前回のブログから4ヶ月も経ってしまいました。あまりにも更新しなさすぎで、ちょっと反省です。この見学会は、3月に出版した本の原稿校正の追い込みに入っていた時期に開催でしたが、なんとか時間を作って参加してきました。5ヶ月も前の行事ですが、その時の様子を写真を交えて少しだけご紹介します。
この日の見学会のポイントは2つで、
1. 燃料電池フォークリフト(以下FCFL)の走行と水素充填の様子の見学
2. ハマウィングで水素製造施設の見学
になります。
初めに横浜市中央卸売市場でFCFLの見学です。
二次電池で稼働するフォークリフトとの一番の違いは、燃料充填がごく短時間で終わる点です(5分位で終わったでしょうか)。安全には非常に注意を払っていて、充填ノズルの周りの水素漏れチェックはもちろん、水素充填車はアースをとって静電気対策も行っていました。
運転者の方に運転時の様子を聞くと、動きに全く違和感はなく、搭載している水素タンクの大きさのため車体幅がやや大きいのですが、逆に走行時の安定性が高いという事でした。実際に走行している様子を見ましたが、まったく違和感のない力強い走りでした。
次にハマウィングへ移動し、水素製造施設の見学です。
ハマウィングの詳細は下記ウェブサイトにあります。http://www.city.yokohama.lg.jp/kankyo/ondan/furyoku/
神奈川県では、FCFLの導入費補助金の助成を6月下旬に始めたようです。http://www.pref.kanagawa.jp/docs/e3g/cnt/f460114/fcfl.html
当日は雨が降って非常に寒い中にもかかわらず、横浜市、神奈川県の関係者の皆様には大変お世話になりました。また、よこはま水素エネルギー協議会の関係者の皆様にも見学会の企画をして頂き大変感謝いたします。この見学会は当初、先着20名まで参加受付だったのですが、あまりにも申し込みが多くて、30名くらいまで増やしたそうです。
当協議会の次の行事(講演会)は7月19日(木)に開催されます。http://www.cel.ynu.ac.jp/yhpa/event.html
残念ながら私は都合がつかず参加できません。またの機会に参加させていただきます。