前回から半年以上ぶりのブログ更新となります。前回のブログの続きとなる内容です。
ECHAのwebサイトで3/3付にて、RACでの評価が終了して意見書を採択し、SEACでの意見書草案が次の週に承認されるとの発表がありました。文書の公開がいつになるかなと気にしていたところ、3/26にwebサイトに公開されました。
RACの意見書とSEACの意見書草案が公開された時点で、60日間のconsultation(いわゆる「パブリックコメント」)が始まるとのことです。業界の関係者は対応に忙しくされていると思います。
FCJ(日本フルオロケミカルプロダクト協議会)からのメールで、当該文書の公開が遅れているため次回のウェビナーの日程を調整するとの通知が少し前にありました。近いうちに開催されるだろうと思います。関係者は、大量の公開資料の読み込みとウェビナー資料の作成に忙殺されていると思います。
自分でも燃料電池・水電解(エネルギーセクターに分類されている)に関連する内容にはざっと目を通し、ある目的用に資料を作っていました。おそらく「RO2(Restriction Option 2)で12年間の猶予期間後に規制」が最終決定になりそうな感じがありますが、今後のパブコメを経て最終的にSEACの意見書が出るまではなんとも言えない感じでしょうか。
一つ気になるのは、一部の分野にRO3(ライフサイクル全体にわたって排出量を最⼩限に抑える厳格な条件下での継続的な使⽤を許可)の提案・検討が行われている点です(エネルギーセクターが含まれる)。RACの意見書には、「規制決定者がRO3を支持する場合、RACは、規制発効後から8年後に評価を実施し、それらの特例措置が依然として必要であるかどうかを検証することを推奨する。」という内容が記載されています。このRO3が適用された場合は実行すべきことが非常に多くなりそうですが、フッ素系材料を扱っている関係者はいろいろと検討していることと推測します。
今後のパブコメを経て、2026年末までには最終意見を採択する予定のようです。今回のRACの意見書とSEACの意見書草案に関して、私が今後行うセミナーでも少し取り上げようかと思います。